Q&A

一般のQ&A

Q.受付時間はいつですか?

朝は午前9時から午後0時30分、夕方は午後3時から午後7時まで受け付けています。

Q.子どもが小さくてなかなか落ち着いて待つことができないのですが?

当院ではお忙しい方のために専用電話・WEB予約にて対応しています。また院内で安心してお待ちいただけるようにキッズコーナーの整備・おむつ交換台の設置・待合室空気清浄器の設置をしております。

Q.現在、色々薬を内服しているのですが?

来院された患者さんの現在の症状と内服しているお薬より適切な内服薬を処方いたしますので現在服用されているお薬をお持ちいただくか、お薬手帳を持ってきていただけたら幸いです。

Q.お薬はどうなるの?

現在、医療は医師、お薬は薬剤師というそれぞれの専門家に安心して任せられるよう医薬分業というシステムが主流で、当院も医薬分業しております。処方箋を交付いたしますので、どの薬局でも自由に処方していただけます。また、ジェネリック医薬品(後発医薬品)へのご相談もしていただけます。

Q.車いすを使用していても受診できますか?

当院は安心してスムーズに受診していただけるよう、電動車いすのままでも受診していただくことができます。

Q.子どもが処方された薬を飲むのを嫌がるのですが…

「お子様のくすりQ&A」をご参照下さい。

Q.電話またはWEBで予約しましたが、遅れそうなんですが…

当院は専用電話またはWEBにて順番受付もできます。但し、遅れることがございますと次の患者様を繰り上げさせていただき、少しお待ちいただくことがございますので予めご了承下さい。

Q.インフルエンザ予防接種希望なんですが…

例年9月初旬より、インフルエンザ予防接種を予約にて行なっております。直接受付にご相談またはお電話下さい。

Q.耳垢(特に子どもの)をとるのが怖いのですが…

ムリをすると動いて鼓膜に傷が出来たり、出血したりすることもあり危ないですので、その場合は受診して下さい。

お子様のくすりQ&A

お子様がくすりを嫌がって飲んでくれなかったり、こんなときどうすればいいいの?と処方されたお薬の使い方で困ったことはございませんか?ここでは耳鼻咽喉科でよくお子様にだされるお薬を中心に日常診療の際、よく耳にする質問をまとめてみました。
なお、一般的なお話をまとめましたが、あてはまらないこともあるかと思います。詳しくは医院・薬局でご相談下さい。

粉薬

「粉薬を嫌がって飲んでくれないんです・・・。」お子様をお持ちの方からよく聞かれる言葉です。お子様の場合、最もよく処方されるの薬の剤形が、散剤(粉薬)です。お子様の年齢によって、飲ませ方が変わってくるので、ここでは、年齢別(乳児期、幼児期、小児期)で説明してゆきます。

乳児(出生時から1年間)
~飲ませ方の工夫~
<その1>
小さな容器に粉薬を1回分あけ、数滴の水を加えペースト状に練り、清潔に洗った指先に練った薬をつけて、お子様の口の中(上あごや頬の内側)にぬりつけます。最後に水を含ませて、薬を飲み込ませてください。
<その2>
小さな容器の中に1回分の粉薬をあけ、少しずつ水を加えてシロップ状にします。溶かした薬をスプーンやスポイドを使ってのませてあげてください。薬を飲ませた後は、口のなかに薬が残らないように飲み物を飲ませてあげてください。
Q.熱湯に溶かしていいの?

熱湯は使用しないでください。
温度が高すぎるとくすりが変化してしまうこともあります。

Q.ミルクにまぜてもいいですか?

ミルクにまぜると、味が変わり、ミルクを嫌がることがありますので、できるだけまぜないほうがよいでしょう。またミルクと服用することで、くすりの効き目が低下することもありますので、医師、薬剤師に確認しましょう。

Q.いつ飲ませればいいですか?

ミルクを飲んだ後は、おなかがいっぱいになり、薬を飲んでくれなかったり、ミルクと一緒に吐いてしまうことがあります。おなかがすいている時か、ミルクを飲む前など、薬を飲ますタイミングをずらすのもひとつの方法です。1日何回、いつ飲ませるか、医師、薬剤師に確認してから飲ませてください。

幼児(1歳から就学時)
~飲ませ方の工夫~
<その1>
粉薬1回分に水を少量(10~20ml程度)を加えてとかして飲ませてください。薬を服用後、口のなかに薬が残らないように水を飲ませてあげてください。
<その2>
粉薬にお好きな食べ物(ゼリー、アイスクリーム、シャーベット、チョコレート、ジャム等)を少量(スプーンに1~2杯位)加えて食べさせます。服用後、口の中に薬が残らないように水を飲ませてください。
Q.どんな物に混ぜてもOK?

飲み物、食べ物に混ぜることで、薬のコーティングがとれて、苦い味がでることがあります。混ぜてもいい薬かどうか、必ず確認してから混ぜるようにしてください。また、薬によって、混ぜると味がかくれやすい食べ物、飲み物が異なります。処方された際に医師、薬剤師に確認してみましょう。

Q.もらった薬を全部水に溶かして、作り置きしても大丈夫?

作りおきせずに1回分だけを飲ませる直前に飲ませてください。また飲み残すことがないように、1回で飲める量にまぜるようにしてください。

Q.薬の味を嫌がるんです・・・

チョコやジャム、ココア等、味、香りの強いものと混ぜることで服用しやすくなることがあります。また服用前にアイスクリームなどの冷たいものを食べておくと一時的に味覚が鈍くなるので服用しやすくなります。

Q.おなかをこわしているのですが・・・

下痢が治りにくくなることがあるので、砂糖、オレンジジュース、乳製品、はちみつなどに混ぜることはなるべく避けましょう。スポーツドリンク、りんごジュースがおすすめです。

小児(学童、思春期)
~飲ませ方の工夫~
<その1>
少量の水で口の中をうるおし、口に粉薬を含ませて、水やぬるま湯を飲ませます。服用後、コップ1杯分の水を飲ませてください。薬がきちんと胃に流れるように、また薬をよく溶かしてよく吸収させるために十分な水分が必要です。水の代わりに、お茶、牛乳、スポーツドリンク、ジュース等で飲むこともありますが、薬によっては作用が低下したり、吸収を阻害されたりと適さない飲み物もあります。必ず、確認してから飲ませてください。
<その2>
薬局で売られているオブラートを使用します。
①オブラートを4つ折にして、袋の部分に粉薬をねじ入れて、ねじって薬を閉じ込めます。
②コップに水を入れて用意し、薬を包んだオブラートを水に入れて飲んでください。水にぬらすことで、口にオブラートが貼りつかずにすみます。
※水につけた後は、破れやすいため、すぐに服用してください。
※ゼリー状のオブラートも市販されています。これは粉薬をゼリーで覆うような形にまぜて飲むことができます。
水薬
Q.水薬を処方されましたが、飲みにくいようです。

ジュースで薄めて飲ませてよいですか?
飲みにくい場合、お茶やジュース等の飲料でうすめて服用してもよい場合があります。ただし、飲み物の量が多いと全部飲むことができない場合があり、1回服用量の薬が 飲めなくなる場合がありますので、できるだけ少ない飲料で薄めましょう。

Q.シロップ剤と粉薬が処方されました。シロップ剤に粉薬をまぜてよいですか?

何回も飲ませると嫌がるお子様もいらっしゃるので、シロップ剤に粉薬をまぜて服用させてもよいでしょう。ただし、一緒に混ぜて服用することによって、苦味を増したり、味が変わったりして、飲みにくくなる薬もありますので、医師、薬剤師に確認してください。

点鼻薬
Q.点鼻薬が処方されました。いつ入れてもいいのですか?

点鼻薬とひとことで言っても、定期的に使用するものや、鼻水、くしゃみ等の症状が出た時のみ使用するものがありますので、必ず使用方法を確認しましょう。また、点鼻薬は鼻腔内粘膜から薬を吸収させるため、鼻腔内に鼻水がついていると、薬が十分に吸収されない場合があります。使用前は鼻をかみ、鼻の中を吸収しやすい状態にしてから、噴霧しましょう。使用後は、点鼻薬の容器をティッシュペーパー等できれいに拭きとっておきましょう。

点鼻薬
Q.薬を耳にさすのを嫌がります。

処方された点耳薬を冷蔵庫からだしてすぐにお子様にさしますと、冷たさで刺激され、痛みやめまい感が出現することがあり、お子様が驚いてしまい、嫌がることがあります。点耳する前に手で少しあたためてから、お子様を横向きに寝かせて、耳たぶを軽くひっぱって、1~2滴たらします。奥まで薬が入るようにしばらく同じ姿勢を保ちましょう。寝ている状態でさすとよいでしょう。耳の外にあふれ出た余分な薬はふきとってください。